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わたしたちも食べてもらいたかった
コンビニでアルバイトをしながら、ずっと気になっていたことがある。
まだ食べれるであろう賞味期限過ぎの食品をゴミとして捨てるとき、
「もったいない。この廃棄がなくなれば日本の食品ロスを減らせるのに。」
と強く思った。
わたしは廃棄の作業が一番きらいだ。
購買者はお客様であって私たちスタッフは、新鮮で美味しいものを
食べたいと言うお客様のニーズに答えなければならない。
だが、買ってくださるお客様たちにもこの廃棄のことを考えて欲しい。すぐ食べるにも関わらず、手前は色々な人が触っているからとか考えて
奥から取ったり、賞味期限の一番新しいものを選ったりしていないだろうか。
最近コンビニでは、商品棚の前から取りましょうと言う運動がおきている。
牛乳や野菜も含めて、消費者も食品ロスを考え「廃棄0運動」に参加してほしい。
いらないものを無理をして買って欲しいわけではないけれど、気に留めて
食品ロスについて考えることが大切でしょう。
将来食べ物が豊かに調達されなくなることに繋がってしまうから。
自分自身の生活に関係してくることなのです。
作品は、身近さを意識して、食品たちをキャラクター化し、コピーをつけて消費者に伝わりやすくしました。
貼りパネル
500×500mm
みんなが触ってそうと言う理由だけで後ろから取るの・・・?
せっかく人間に分けてやってるのに・・・
こんな色になっちゃったけど美味しく食べれるんだよ・・・
底がぶよぶよになる前にどうかわたしを食べて!!
こんなことなら作られたくなかった!!
作品解説
作品の企画趣旨や解説等がご覧いただけます。
少しネガティブなキャラクターですが、海苔のハチマキ巻いて販売促進がんばりましょう!と応援したくなりました。この問題に売るほうも買うほうも勝ち負けなしにタッグを組んでほしいものです。